毎日新聞が実施した調査で、今年発効1年を迎えた核兵器禁止条約に「日本も参加すべきだ」とした人が61%で、「参加する必要はない」の14%を大きく上回ったことが分かりました。(2022年2月24日付の毎日新聞に掲載)
また、核兵器禁止条約の第1回締約国会議について、日本は条約に参加しないままでも、「オブザーバー参加すべきだ」との回答が66%を占め、「オブザーバー参加する必要はない」は7%、「わからない」が27%でした。
現在、核軍縮、そして核兵器禁止条約に関する議論は市民レベル、政治レベルともに重要性を増しています。その中で6割を超える国民が核兵器禁止条約への参加を求めていることが明らかになりました。一方で、条約に賛同している国会議員は34%、オブザーバー参加への賛成は50%と、未だに世論と乖離しています。
*これは、毎日新聞と埼玉大社会調査研究センターの世論調査「日本の世論」によるもので、21年11月から今年1月にかけて2年ぶりに実施されました。有効回答は1315人。