12月11日、ピースボートセンターとうきょうにて、議員ウォッチの初のオフラインイベントを開催しました。10代、20代を多く含む、約20名の方が来場してくださいました。
第1部として、プロジェクトリサーチャーの安藤真子と高橋悠太から、プロジェクトの概要と現状分析、意義・課題などについてお話ししました。
第2部では、参加者に2つのグループに分かれてもらい、「『議員ウォッチ』を活用してもらうためにはどうすればいいか?」とのテーマで、ディスカッションを行いました。
立ち上げから半年以上が立った当プロジェクトですが、なかなか「(議員ウォッチを)使いました!議員にアプローチしました!」とのお声を聞くことはありません。ゆえに、今回のイベントでは、現状のシステムをどう使いこなすのかに力点を置き、運営側も参加者も入り混じって、今後の展開を考えました。
出た意見をいくつか紹介します。
「みんながやっていないことをやるのは不安だし、勇気がいる。例えば、『議員ウォッチ・ウィーク』みたいなものを企画して、みんなでやったらどうか。」
「市民も議員も入り混じって議論する、対話する場が必要だ。本来はそれが国会であるべきだが、現状はそうではない。」
「各議員に対して何名がアプローチしたのかを見られるようにしたかどうか。」
「そもそも核兵器の問題に関心が低い。特に、(SNS上で議員ウォッチを使いこなせる)若者に、どう緊急性の意識を共有できるかが課題だ。」など
最後にプロジェクト代表の川崎哲(ピースボート共同代表 / ICAN国際運営委員)から以上のような議論を踏まえ、総括を行いました。
ディスカッションの中ででてきた具体的な発想を基に、これから運営側でブラッシュアップしていきます。
最後に、ご来場いただいた皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。