1月18日、議員ウォッチは請願アクション報告配信「あなたの街から始める核禁条約批准への道」を行いました(KNOW NUKES TOKYO共催)。
2021年9月、議員ウォッチャ―の青木秀介さんが1人で埼玉県加須市議会に意見書採択を目指すアクションを起こしました。青木さんは大学の講義をきっかけに核廃絶に関心を持ち、「自分にできることは何か」を考えていったのが、このアクションを起こしたきっかけだそうです。
自ら加須市の議員と連絡を取り、何とか請願を引き受けてくださる方を見つけ、意見書を作っていきました。9月の趣旨説明を経て10月の本会議では、この意見書は否決となってしまいましたが、青木さんは反響はいろいろあったと言います。
このような請願アクションを行った大学生は青木さんが初ということです。しかし青木さん自身の狙いからずれたことがあるそうです。
まず青木さん自身でメディア取材をお願いしたのですが、反応が少なかったことです。「今回の請願は被爆地でない埼玉から起こしたアクションであり、これはとても重要なことである。」「いたずらに押さえつけたり、いちゃもんを付けたりしないでほしい。若い芽を積まないでほしい。」と強く語られていました。
次に若者の社会問題に取り組もうとする意識が低いのではないかということです。青木さんは「世界の若者は核廃絶をグローバルイシューとしてみているのに対して、日本の若者は関心が薄いように感じる」と言います。
「社会人になってできることは学生でできることは違う。大学生の特権は社会人と違って、自分の意図したことが自由にやりやすい」とし、自由な時間がある学生のうちに、できることをやりたいそうです。
このほかにも請願アクションの具体的な流れ、市議会の実情、などを赤裸々に語っていただきました。
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