8月1日から26日まで、核不拡散条約(NPT)の再検討会議がニューヨークで開催されました。残念ながら、ロシアの反対により最終文書が採択できませんでした。これを受けた各政党からの声明についてまとめました。(8月29日時点、随時更新)
自由民主党
党としてNPTへの言及はありませんでした。
公明党
「最終文書が採択されずに終わったことは極めて残念だ。一方、核軍縮の促進に関する文言については、…核兵器保有5カ国を含む各国が歩み寄れていたことに注目したい。
最終文書では、完全な核廃絶が核兵器の脅威に対する「唯一の絶対的保障」であることと、…「消極的安全保証」(NSA)の条約化など規範強化に向けた交渉が必要であることが確認されていた。まずは、この文言を起点に核軍縮を進めていってはどうか。
先制不使用の重要性が真剣に討議されたことは重要だ。…次回の再検討会議に向け、先制不使用について合意できる国際的な機運も高めていきたい。」
立憲民主党
【コメント】核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議の最終文書不採択をうけて
「…核兵器不拡散条約(NPT)が危機に瀕する深刻な結果は非常に無念であり、世界の核兵器の軍縮・管理体制を深刻に憂慮します。…今回、このような結果となりましたが、「消極的安全保障」の重要性など、190にのぼる国や地域が共有した認識には意義があったと考えます。
…立憲民主党も核兵器管理、軍縮の進展のため、今回のNPTの最終合意案文にも留意しつつ、さらなる核軍縮の取組、核兵器廃絶にむけて、核保有国間の対話を促進する、核兵器禁止条約にオブザーバー参加するなど、あらゆる努力を続けて参ります。」
日本維新の会
党としてNPTへの言及はありませんでした。
日本共産党
【声明】日本共産党の要請の方向が、世界の圧倒的多数の声に―第10回NPT再検討会議の結果について
「…唯一反対を表明したロシアはもとより、「核抑止力」に固執して「核兵器のない世界」への前進を押しとどめようとした核保有5大国の姿勢を厳しく非難します。…核兵器禁止条約の締約国・署名国は共同声明を発表し、…「核抑止力」論をきびしく批判しました。そして、核兵器禁止条約とNPTとが補完関係にある」ことの認識が重要だと強調しました。
…日本共産党は、唯一の戦争被爆国で活動する政党として、日本が一日も早く核兵器禁止条約に署名・批准するよう、奮闘する決意をあらたにするものです。」
国民民主党
党としてNPTへの言及はありませんでした。
れいわ新選組
党としてNPTへの言及はありませんでした。
社民党
党としてNPTへの言及はありませんでした。
NHK党
党としてNPTへの言及はありませんでした。
参政党
党としてNPTへの言及はありませんでした。