9月27日に行われる自民党総裁選の9人の候補者の核兵器禁止条約に対する姿勢について、9月25日付の中国新聞が報じています。「核禁条約の批准、大半が消極姿勢」という見出しのその記事によれば、各候補の見解は以下の通りです。
高市早苗 反対 抑止力に頼らない覚悟を持たない限り(署名、批准は)難しい
小林鷹之 慎重 核の傘で周辺諸国の脅威に向き合っていることを現実的に考えるべきだ
林芳正 慎重 安全保障を損ねず核のない世界に進むことが重要。まだ条約にたどり着く状況ではない
小泉進次郎 明言せず 核なき世界を推進する岸田政権の思いは引き継ぎたい
上川陽子 慎重 現実を直視し、国の安全保障を確保しつつ核兵器のない世界に向かって努力すべきだ
加藤勝信 慎重 核兵器を縮減する道筋を保有国を含めて議論する。条約に入ることが目的ではない
河野太郎 反対 拡大抑止を効果的にすることが喫緊の課題。オブザーバー参加も難しい
石破茂 オブザーバー参加は選択肢 オブザーバー参加は一つの選択肢。核で脅しても意味がないと理解させることが重要
茂木敏充 取材に応じず
より詳しくは、9月25日付中国新聞>こちらから