核兵器禁止条約に「参加すべき」66%、「参加しなくてもよい」17%

2019.12.10

12月10日付のNHKの報道によりますと、日本は核兵器禁止条約に参加すべきかについて「参加すべき」が66%、「参加しなくてもよい」が17%でした。調査結果はこちら

これは、NHKの政治意識月例調査の一環として行われたもので、12月6日から8日にかけて全国18歳以上の男女2,150人に対して電話で調査が行われ、57.6%にあたる1,238人から回答を得ました。

【質問】先月、日本を訪れたローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、核兵器のない世界の実現に向けて、各国に核兵器禁止条約への参加を呼びかけました。日本政府は「現実的な核軍縮につながらない」などとして条約に参加していません。あなたは、日本は条約に参加すべきだと思いますか。それとも参加しなくてもよいと思いますか。

【回答】
参加すべき 65.9%
参加しなくてもよい 17.1%
わからない、無回答 17.0%

なお12月10日時点で、核兵器禁止条約にすべての国が参加することを求めるヒバクシャ国際署名に賛同している日本の国会議員は13%、都道府県知事は42%、日本政府に同条約に参加するよう求めている市区町村議会は26%です。

 

(写真は、11月24日に長崎の爆心地公園で献花する教皇フランシスコ)