総裁選候補者の核政策についてコメントしました

2021.10.04

「若者の総裁選」という番組で、各候補の核政策について、リサーチャーの高橋悠太がコメントしました。(9月23日「広島ホームテレビ」にて放送)以下、発言要旨です。

河野太郎氏については、「2014年頃までは、かつては反原発・核軍縮に積極的な姿勢を示していた。しかし、入閣してからは、あっさりそうした発言がなくなった」

岸田文雄氏については、「広島選出ということで、期待も大きい。しかし、核兵器禁止条約に向かう姿勢は奥手。大きな選択を先延ばしにしているのではないか」

高市早苗氏については、「『実効性がないため、賛同しない』としているが、世界の流れに逆行する人。せめて、過去のアンケートで回答した「日本の核武装はしない」などは最低限維持し続けてもらいたい」

野田聖子氏については、「『国民を巻き込んで議論していく』と総裁選期間中に発表した。理由はどうであれ、中身のある議論を期待したい」

締約国会議の参加の有無を判断するかもしれません。政局ではなく、政策に注目しています。