被爆地広島選出の岸田文雄氏が首相となり「核兵器のない世界」の目標を掲げてから初めての総選挙が10月31日に行われました。11月10日には特別国会が召集され、第2次岸田内閣が発足します。
この衆院選期間中、「議員ウォッチ」プロジェクトと学生グループ「KNOW NUKES TOKYO」は、すべての候補者に核兵器禁止条約への立場表明を求める活動をしてきました。
その結果、総選挙を経て、国会議員による核兵器禁止条約への賛同は「32%」となりました。これは、衆院解散前の28%から4ポイントの増加となります。また、この条約に賛同を表明している国会議員と、必ずしも賛同を表明していないが「締約国会議へのオブザーバー参加」を求めている国会議員を合わせると、衆議院では実に過半数となることが判明しました。
まもなく来年1月には核不拡散条約(NPT)再検討会議、3月には核兵器禁止条約の第1回締約国会議が開かれます。これに向けて、議員ウォッチとKNOW NUKES TOKYOは、日本の国会および政府への働きかけをさらに強めていきます。衆院選での取り組みでの達成と、今後の取り組みについて、以下の通り記者会見を行いますので皆さま是非ご参加ください。
記
日時:2021年11月9日(火)11時~
場所:Zoom
登録:こちらから
※登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
発言者:
川崎哲(議員ウォッチプロジェクト代表者/ピースボート、ICAN)
内藤百合子(議員ウォッチプロジェクト・リサーチャー/お茶の水女子大学4年)
高橋悠太(KNOW NUKES TOKYO 共同代表/慶応義塾大学3年)
内容:
●衆院選後の国会議員の核兵器禁止条約に対する賛同状況(オブザーバー参加を含む)
●今後の政府・国会への取り組みについて
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